くりえいと

中村創オフィシャルブログ

偽るのが上手くなったって虚しいだけだ。

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ぼくはありがたいことに友達に尊敬されることがあります。

 

若いのにすごいね、よく考えてるねって褒められることがあります。

いろんなことに挑戦しててかっこいいねって言われます。

 

全くもって自慢したいわけではありません。

 

ぼくは自分を偽るのがうまいです。

 

本当の自分を誇大させれます。

 

やってるように見せれます。

 

忙しいような言動をとれます。

 

すごいことやってるように思わせられます。

 

この間『何者』という本にこんなことが書いてありました。

 

就活が辛い理由はたいしたことない自分をたいしたもののように話さなきゃいけないからだと。

 

SNSでは自己ブランディグが大切と叫ばれます。

 

ブログもある種そうかもしれません。

 

フォローにたいしてフォロワーが多い方がいい。

 

役に立つ発言をしたらその人の価値が上がる。

 

PV数をたくさん稼いだらすごいやつ。

 

有名になりたいなら、価値ある人間になりたいなら自己ブランディングを確立しろ。

 

これは一種の悪魔のささやきかもしれません。

 

でもした方が有利に働くことも多いしメリットも大きい。

 

だから僕は自分を偽ります。

 

日本人の20人に1人は自営業で経営者なのに、自分は学生で起業しますみたいなことを言ってみます。

 

たいして上手くないカメラだってカメラマンですと名乗ります。

 

ブログなんて誰でも書ける時代にブロガーだと名乗ります。

 

これでいいのかわからなくなる時があります。

 

ブランディングなんてクソじゃねえかとか思う時もあります。

 

だってそれは本当の自分を隠して偽りの理想の自分を演出するだけだから。

 

余分なもので着飾って、そうすることで自分が輝いてるような錯覚を覚えてるだけなんじゃないか。

 

いくら尊敬されたって、いくら期待されたって、いくら人から愛されたって、偽りの自分を高く評価してくれてるだけだ。

 

もちろん本当の自分も評価してくれてるかもしれない。

 

でもきっと偽りが大部分を占めている。

 

嫌な部分を見せず、いかに普通もしくは少し秀でているところをすごく見せるか。

 

こんなの騙し合いじゃないか。

 

すごいと言われたら誰だって嬉しい。

 

時に調子に乗ることだってある。

 

当然のことだ。

 

だけど少なくともぼくは虚しい。

 

自分に嘘をついて偽りのすごいぼくを演じているからだ。

 

自分が自分じゃないからだ。

 

自分が自分でいれないからだ。

 

着飾って強がって、たいしたもののように見せなきゃいけない。

そうじゃなきゃ社会に拒否される。

 

だからきっと明日も明後日もその先も偽り続けるだろう。

 

本当の自分を隠すために。

 

自分の価値を下げないように。

 

たいしたものに見せるように。